2015年8月20日木曜日

サンフェス2015 無事終了しました

6/27サンフォルテフェスティバル・ワークショップ
「自分の名前で生きたい ~選択的夫婦別姓制度を求めて~」


別姓訴訟を支える会・富山の会員である神力就子さん(北海道在住、81)をお迎えし、富山在住の会員2名と鼎談形式で事実婚、通称使用の当時者の話を聞くワークショップ(参加者約30名)を開催しました。
冒頭に、別姓訴訟原告の塚本協子さんから、最高裁判所大法廷で114日に口頭弁論が開かれるとの連絡があったとのビッグニュースが報告されました。
 ゲストの神力就子さんは、研究者として定年まで勤務されました。その後ベンチャー企業を立ち上げられています。パートナーとは、ほとんどの期間を事実婚(50年以上)で過ごしてこられました。
 神力さんは、10代の頃から自分の名前にこだわりがあり、結婚するとしても名前を変えたくないと思っていました。大学(薬学部)へ進学し就職しましたが、当時は、女は結婚して家に入るというのが常道の時代で、女が大学を出て働くということは考えられない時代でした。戦後民主主義が確立され、憲法にきちっと女性の人権が盛り込まれて、それを道しるべに、男社会の中の「けもの道」歩いてきた、女性の生き方は変化してきており、戦後を生きた私たち女性は、素晴らしい歴史をつくっている、現在に生まれてよかったと思っていると自分史を語ってくださいました。
会場とのディスカッションでは、別姓制度への理解を深めるための質問が出されました。個というものを大事に、自分の人生を大事にする、自分がこうありたいと思う確たるものがあって名前にこだわるのだということを理解したとの意見が出されました。

最後に、原告団長の塚本協子さんから、「別姓訴訟」に至る経緯と最高裁大法廷でのたたかいに臨むにあたっての決意が述べられました。最高裁は「違憲判決」だけではなく「国会の立法不作為」も認めて欲しい、そして、裁判所や国会を動かすためには、ロビイングや署名が必要だ、「どうか勝てるよう、行動をよろしくお願いします」と、訴えられました。


ワークショップ「自分の名前で生きたい〜選択的夫婦別姓制度を求めて〜」


サンフォルテフェスティバル展示(6/27〜7/3)
「えっ!名前を変えないと結婚できないの!?」
※写真はクリックで拡大


2015年8月19日水曜日

インターネット署名にご協力ください

インターネットの署名活動を2つご紹介します。
どちらにもぜひご協力ください!

宛先:上川陽子法務大臣
「選択的夫婦別姓制度を実現してください!」
呼びかけ:mネット 選択的夫婦別姓実現キャンペーン


宛先:最高裁判所
「名前を変えずに結婚したい! 〜LOVE MY NAME 選択的夫婦別姓制度の実現を〜」
呼びかけ:選択的夫婦別姓LOVE MY NAMEキャンペーン